経済学部、経営学部、
大学院国際社会科学府及び国際社会科学研究院は
2023年12月、横濱髙等商業學校創立から
100周年を迎えました。

研究院長挨拶message

次の100年に向けて、社会科学の各分野の英知を結集した教育・研究を行う

佐藤 清隆 (Kiyotaka SATO)

横浜国立大学経済学部、経営学部、大学院国際社会科学府・研究院は、1923年(大正12年)に、その前身である横濱髙等商業学校が文部省直轄学校として設置されてから100周年を迎えました。この間、学部卒業生、大学院修了生の皆様が各界で活躍され、本学部・大学院に対して多大なご支援を賜りましたことに、心より感謝申し上げます。

これまでの100年の歴史を振り返り、その重みを感じるとともに、次の100年に向けての新たな目標を掲げて、教育・研究に全力で取り組む所存です。

現在、本社会科学系部局は、学部教育を行う経済学部と経営学部、大学院教育を行う国際社会科学府、そして教員全員が所属する研究組織である国際社会科学研究院によって構成されています。経済・経営・法律の教員が一つの部局(国際社会科学研究院)に所属するという特徴を活かし、「社会科学の各分野の英知を結集した教育・研究」を行なっています。特に数理・データサイエンスの教育・研究を強化し、エビデンスに基づく課題解決を行う教育・研究を推進しています。

100周年記念事業の柱の一つである「経済・経営学部学生に対する修学支援事業」では、学部入学後、5年一貫教育で修士号を取得する学部学生への修学支援(奨学一時金の給付)を行います。AI・データサイエンスなど、新たな時代のニーズに対応しつつ、社会変革を担う優秀な人材をより多く輩出することを目指します。

国際社会科学府の大学院教育では、従来からある経営学専攻のビジネススクールに加えて、新しいリスキリング教育のコースを立ち上げました。社会人大学院生が、経済学専攻では「経済DSコース」と「地域政策DSコース」を、国際経済法学専攻では「法務キャリア開発コース」と「実践的法務探求コース」を通じて、修士もしくは博士の学位を取得することができます。

このように、新しい時代の要請に応えながら、学部と大学院の教育・研究を一段と強化し、優れた人材の輩出に取り組んでいます。

今後も皆様からのご指導ご鞭撻を賜りたく、お願い申し上げます。

シンポジウムのご案内symposium

シンポジウムの概要は決定次第、公表します。

百年史history

横浜国立大学社会科学系部局百年史の公開に向けて準備中です。
また、社会科学系部局の歴史を近日中に公開します。

ご寄附のお願いdonation

目標金額 3,000万円

経済学部・経営学部は、その母体である横浜高等商業学校(横浜高商)の大正12年(1923)の
創設から100周年を迎えました。
そこで、大学院国際社会科学学府・研究院では、
以下の記念事業を実施します。

①経済学部・経営学部学生に対する修学支援事業
②フューチャー・ホール創設事業(横浜高商初代校長田尻常雄先生胸像環境整備等)
③100周年記念学術シンポジウムの開催

データサイエンス教育プログラム(DSEP)や高度法学教育プログラム(LBEEP)の新設を始めと
する5年一貫教育で修士号の取得が可能なプログラムに力を入れています。
記念事業では、この5年一貫教育で進学する学部学生への修学支援(奨学一時金の給付)を行うことで、新たな時代のニーズに対応しつつ、社会変革を担う優秀な人材をより多く輩出し、大学全体の
プレゼンス向上を目指します。

皆様からの温かいご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

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