本学経済学部、経営学部、大学院国際社会科学府および国際社会科学研究院は、2023(令和5)年12月に、その前身である横浜高等商業学校が文部省直轄学校として設置された1923(大正12)年から数えて100周年を迎えることができました。
これを記念し、2024年11月10日横浜国立大学附属図書館メディア・ホールにおいて、社会科学系創立100周年記念事業として社会科学系創立100周年記念式典と記念シンポジウムを開催しました。
記念式典は、多くの参列者の方々が見守るなか、邉英治教授(100周年記念事業実行委員長)の式辞の後、梅原出学長による挨拶により開式し、相模鉄道株式会社取締役 鈴木昭彦様、富丘会理事長 植草慶一様、元学長 鈴木邦雄様並びに前学長 長谷部勇一様からご祝辞を頂戴いたしました。最後に佐藤清隆国際社会科学研究院長が謝辞を述べ、これからの100年の社会科学系のさらなる発展に向けた決意を新たにいたしました。
記念式典に続き、記念シンポジウム「神奈川・横浜と高商・国大の過去現在未来」を開催し、「国大の学生として、教員として」(司会板垣 勝彦教授)とのテーマのもと、溝口周二 元副学長、大門正克 元副学長、藤田香織 弁護士(国際社会科学研究科法曹実務専攻修了生・神奈川県弁護士会副会長)、国際社会科学研究院 石山幸彦教授及び君島美葵子准教授による活発なトークと対話が披露されました。
直轄学校官制改正勅令の御署名原本や「ハマの早慶戦」と人気を誇った高等工業学校との野球試合など横浜高等商業学校設立当初のスライドがスクリーンに映し出される中、ご参加いただきました皆さまとともに、過去から未来へと想いをつなぐ機会となりました。ここに深く御礼申し上げます。